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<無形民俗文化財公開情報>
<名称>赤幡神楽(あかはたかぐら)
<種別>国指定重要無形民俗文化財
<公開日>毎年5月3日、10月8日、大晦日
<公開場所>赤幡神社(福岡県築上郡築上町赤幡325-1)
<時間>5月3日は18:00~ 他は不明
<駐車場>神社すぐ横に臨時駐車場があり 10台程度
<トイレ>赤幡神社の社務所にある
<問合せ先>築上町企画振興課 TEL0930-56-0300
(注意)公開場所や日時は変更になる場合があります |
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<NIA取材記>
取材は2018年5月3日に行った。神社すぐ横に臨時駐車場がある。
神輿が氏子宅をめぐり神社に帰ると直会が始まる。私も酒を勧められたが、魔除けであるので少し戴いた。
あたりが暗くなると神楽が始まった。
参観者は全員拝殿に上がっての神楽鑑賞となった。
神楽師は皆さんプロで見ごたえがある。
盆神楽で、お米をこぼさないでの1回転はさすがに困難であろうと思った。
終わったのは午後11時。
あたりは真っ暗。その中に浮かぶ拝殿の明かりと提灯は何とも言えない雰囲気を醸し出している。
これから帰路に就く、家に着くのは午前1時になるだろう。
2018年5月30日 池松卓成 記す
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<赤幡神楽の内容説明>
赤幡神楽は、江戸時代に旧築上郡十六社家(神職)に伝承されてきた神楽で、
小倉小笠原藩主の氏神八坂神社の祭礼において旧京都郡社家神楽と隔年毎に日乞い、雨乞いの神楽を奉納していた。
明治維新後、社家神楽が廃止され,神職の神楽奉仕が禁じられたのを憂い、
岩戸見神社宮司をはじめとする数名の神職が氏子の平塚弥一、杉野良太郎、神多郎右衛門らに伝授した。
この時から民間人が昇殿して神楽を奉納する事になった。
旧豊前国で一番早く復活(明治7 年)したのが赤幡神楽といわれている。
赤幡神楽は,出雲神楽の系統に属する豊前岩戸神楽である。
12 の演目{散米神楽・折居神楽・御福神楽・手草神楽・地割神楽・神宣の舞上・御先神楽・花神楽・四方鬼神楽・
岩戸前神楽・大祓祝詞}からなる式神楽と
10 曲からなる特殊神楽{湯立神楽・神迎神楽・綱御先神楽・三神神楽・美須伝神楽・四角手神楽・盆神楽・大蛇神楽・一人舞神楽)で構成されている。
県内において他であまり舞う事がない神楽には三神神楽・神迎神楽がある。
三神神楽は三人舞で農・山・海の神が豊作を喜ぶ舞で、途中で餅・菓子等を撒く。
神迎神楽は六人舞で、猿田彦神の面をつけて大太刀・弓・小太刀・矛を持ち舞う。
平成28年に豊前神楽の1つとして国の重要無形民俗文化財に指定された。 |
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