平成22年度活動実績

 [福岡県久留米市との協働事業を実施]

テーマ名:ボランティアと地域活動の活性化に関する事業

事 業 名:無形民俗文化財を通じての地域活性化事業

事業期間:平成22年6月14日〜平成23年3月31日

事業内容:久留米市に存在する以下の無形民俗文化財8件を地域の校区コミュニティ組織のボランテイアの方々とビデオ撮影し

DVDを制作して市へ納品する

@須佐能袁神社の神幸行事(草野校区コミュニティ組織)、須佐能袁神社及び下宮、7月17日、18日、その他9日間

A花火動乱蜂(山川校区コミュニティ組織)、王子若宮八幡宮、9月15日、その他7日間


B十五夜さん大綱引き(京町校区コミュニティ組織)、大石神社、9月22日、その他3日間

C柳瀬おくんち獅子舞、玉垂命神社、10月9日、その他2日間

D御井町風流(御井校区コミュニティ組織)、愛宕神社・高良大社、10月11日、その他4日間

E北野天満神社の神幸行事、北野天満神社及び下宮、10月17日、その他8日間

F八丁島の御供納(宮の陣校区コミュニティ組織)、天神堀、12月11日・12日、その他2日間

G鬼夜(大善寺校区校区コミュニティ組織)、大善寺玉垂宮、H23年1月7日、その他4日間



 [平成22年度ふくおか共助社会づくり表彰]

 福岡県久留米市で行った「無形民俗文化財の記録・発信による地域活性化事業」が福岡県の「共助社会づくり表彰」に選考されて

平成23年3月28日、福岡県知事から奨励賞を頂きました。



活動方針・協力者募集

 無形民俗文化財の公開が、民俗芸能大会などの名称で、ホールなどの舞台で行われる事があります。

民俗芸能・風俗慣習は、神社やお寺とのかかわりが強く、それが行われてきた地形や風土、人々の生活などの背景を元に、その場所

で公開されてこそ、民俗芸能・風俗慣習は人々に「ああ、なるほど、だから・・・」と理解されるものであり、その価値を評価できるもので

あります。これらを無視した安易な考えに元づく無形民俗文化財の舞台公演は、保存伝承に悪影響を及ぼすと思うのは、私どもだけ

ではないと思います。

NIAは、人形浄瑠璃の公演など、元来舞台で行われていたもの以外は、ホールなどの舞台での撮影を一切やりません。

ですから、ほとんどが現地を訪ねての屋外撮影となります。夏の猛暑、大雪の冬、雨や嵐の中でも撮影は行います。山中で行われる

民俗芸能の取材は大変です。ビデオカメラ、三脚、付属機材など(総重量30キロ)を持って山道を一人で運び上げるのは辛い事です

。日本全国、北は北海道から南は沖縄、離島までも無形民俗文化財を訪ねて歩きます。古老に話を聞き民俗学的な調査を行う事も

撮影と同様に大切な仕事です。

ところで、民俗芸能は古い時代に発生し、長い時代を経て今日に伝えられてきたものであります。

民俗芸能や行事は、農村(村人)の生活の中から生まれたものであります。農作への祈りを「祈年(トシゴイ)」といい、感謝と休養と長

寿の願いから「神楽(カグラ)」が生まれました。「夏祭」は疫病祭であり、村内安全の願いであり、疫病が村へ侵入することがないように

祈りました。 雷・洪水・震災のおそれから「獅子舞」が各地に伝わり、家族制度の維持、村落社会の連帯、協力を願うことから「祭礼」は

脈々と続けられてきました。

 このような村人の祈り・願いから生まれた民俗芸能は今現在も各地域で受け継がれ大切な文化資産として守られてきています。

祭りの祭事の場において、祈りの具体的な表現として生まれたのが無形民俗文化財であります。行事そのものが民俗芸能になったり

、あるいは祈りの表現が民俗芸能化されたりしました。

祈りの効果を高める為に、面などの被り物を用たり、特異な衣服を身にまとったり、音曲を加味したり等、さらに工夫が凝らされてきま

した。民俗芸能は人間の身体で行う表現(無形民俗文化財)であります。だからこそ、終わってしまえば消えてしまいます。

その芸能を伝えていくには人々であり、人間が次から次へと伝承していかねばなりません。ひとたび発生した芸能は、信仰の力に支

えられて伝えられ、次代へと引き継がれていくのであります。
 
しかし、今日、民俗芸能を支えてきた農業人口の減少と信仰心の希薄化、及び時代による価値観の変動、戦後の荒廃、多彩な娯楽

の出現等、少子高齢化も加勢して、無形民俗文化財の保存・伝承にも深刻な影響が出て参りました。とくに少子高齢化は、無形民俗

文化財の伝承に深刻な影響を与えており、存続が危ぶまれている無形民俗文化財が大半であるのは紛れもない事実であります。

無形民俗文化財は形がありませんが、最悪の状態になってもビデオ映像があれば再興は出来ます。

そんな訳で、日本全国約8000件の取材をコツコツと行っているわけですが、とても人手が足りません。皆さんの中で、NIA活動(撮影

だけではありません)にご協力いただける方がおられましたら是非ともお願い致します。無形民俗文化財に興味がある方ならば性別、

年齢は問いません。あなたが出来る範囲で結構です。今日、ビデオカメラの画質が向上して、いわゆる量販カメラでも遜色ない画像と

なっており、プロ用、アマ用の区別がつかなくなってきましたので、お気兼ねなくご参加下さい。

皆さんの故郷のあの懐かしい民俗芸能・風俗慣習を日本全国の皆さんに見てもらいましょう。皆さんのご連絡をお待ちしております。 


 ご連絡はコチラ  info@nponia.com


 NIAのDVD作成の撮影・編集は以下のプロ用機材で行っており、安易な撮影や編集は行いません。

ビデオカメラはプロ用のSONY−DSR−500WSLとDSR−200A、編集用PCは自作組み立てデスクトップとSONYのノートパソ

コンを使用し、編集もソフトはプロ用のPremiere、After Effects、Edius3-Pro、Phote shopなどを使用しています。

平成23年度から、ビデオカメラや編集システムをハイビジョン対応に切り替えて参ります。

NIAが制作する民俗芸能DVDは、上記の撮影・編集方針で妥協することなく厳格に行っております。これらDVDは、非売品でありま

すが、活動資金の関係上、会員や寄付をいただいた方々には進呈いたしておりますので宜しくお願い致します。

詳細・会員申し込みはこちら 


能面の作成

民俗芸能には、神楽を初め面を用いることが多々あります。民俗芸能の保存・伝承のために、NIAには能面制作の技能もあります。

したがって、痛んだ面の修復及複製の制作も可能です。
これらの技能を生かして、全ての無形民俗文化財の参観記念品作りも「地

域の町おこし」事業の一環として地域と協働し開発して参りたいと思います。


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